iDeCoを派遣社員が利用するときの注意
対象が広まったので加入することが可能
確定拠出年金制度は、大きく分けると2つあります。企業型と個人型といわれ、企業型は企業が退職金制度などとして導入している制度です。従業員が拠出するわけではありません。個人型は個人で拠出をする制度で、iDeCoと呼ばれています。個人型は利用できる範囲が狭かったですが、制度改正で利用者が増えることになります。ですから、派遣社員であっても利用できる可能性が出てきています。派遣の場合だと、いろいろな働き方があるので対応が異なります。ソフトウェア会社などに所属して派遣する場合は、一般の会社と同じような手続きになります。登録をする派遣会社の場合は、手続きが少し異なります。
仕事があるときとない時とで異なる
働き方として、一般企業の正社員の場合と派遣社員があります。正社員の場合、その企業に所属をして給料なども受けます。厚生年金などもその会社で加入をします。派遣の場合は、派遣元で給料などを受け、社会保険も加入をします。iDeCoを利用する時には派遣元との関係で決まることになります。派遣元で企業年金制度があったりなかったりすると、それによって毎月の拠出額が変わります。派遣されている間は良いですが、派遣契約が無くなるとその間は働くことができません。無職の状態で加入できる仕組みに変更して継続して加入することができます。派遣元の変更が多いと、手続きが大変になるかもしれません。
派遣元が変わらないと変更は不要になる
自由な働き方ができるとして派遣社員として働く人が多くなっています。自分の能力を生かして働きたい人にとっても良い働き方かもしれません。派遣元の会社と労働契約を結び、そこから派遣先に派遣されて仕事をします。給料などは派遣元から受けることになります。iDeCoを利用するときは、派遣元から証明をもらうことで手続きを行うことになります。自分で振込んだり、天引きをしてもらうことも可能です。では、派遣先の会社が変更になったらどうなるかです。派遣元での手続きが基本なので、派遣先が変更しても特に問題はありません。派遣状態が継続していれば、そのまま利用することができます。
まとめ
iDeCoは制度が変更されたことにより、利用できる人が増えています。派遣社員でも利用できるようになりました。派遣元に証明をしてもらうことで手続きをすることになります。派遣先が変わっても、特に手続きは必要ありません。
関連記事はこちら
- 話題のiDeCoにはどんなメリットがあるのか
- iDeCoのデメリットは60歳まで引き出せないところ
- iDeCoのはじめ方では金融機関や投資商品を決める
- iDeCoの仕組みは確定拠出して運用する
- iDeCoは金融機関によって手数料が違う
- iDeCoは年金としてしっかり老後資金を貯められる
- 皆さん、iDeCoで節税をしませんか
- iDeCoは専業主婦のかたでも出来ます
- iDeCoと年末調整、確定申告の関係性
- 会社員の節税に役立つiDeCo
- iDeCoでは資料請求をして手続きを行う
- 老後の資産形成に便利なiDeCoとは
- iDeCoの解約は可能かどうかを知る
- 運用してiDeCoの節税効果を高めるには若い内に加入することがコツ
- iDeCo利用で見えない特別法人税の存在
- iDeCoはほとんどが対象者になりました
- iDeCoを50代から利用するメリット
- iDeCoと国民年金基金の違いを知っておく
- iDeCoを利用するときは利回りをチェック
- 誰でも手に入れやすいiDeCoの必要書類は記入して提出するだけ
- iDeCoをするならまずは口座開設
- iDeCoでは天引きか振り込みがいいか
- 人気のiDeCoをまだ始ていない人が見るべき大きなメリット
- iDeCoでかかる費用を認識して利用する